撮影:落合高仁


本日4月9日は、井上ひさしの命日です。

遅筆堂文庫 学芸員の遠藤敦子さんより文章を寄せていただきました。


井上先生の命日に想う

4月9日は何の日かとAIに尋ねると、“東大寺の開眼供養が行われた大仏の日”“フォー(4)ク(9)ソングの日”“食と野菜のソムリエの日”などと応えてくれる。さらに絞り込んでこの日「命日の人は」と聞くと、“小説家の武者小路実篤、俳優の及川武夫”と応えてくる。

早く井上ひさしの命日と応えてくれるようにならないかと思う。

今年1月井上著作本が発刊になった。井上恒編『盗む男』中公文庫だ。没後16年となっても書店の棚に新たな本が並ぶ。また新刊が出版されるたびに新聞などでも取り上げられる。こんな作家はあまりいない。その作家の“4月9日は井上ひさしの命日”とAIも学んでほしい。

今年の4月9日は置賜地方の桜の開花予想日ともなっている。

没後16年目の春を桜の木の下で井上作品を読みながら過ごしたい。傍らに、作家が好きだったアフォガードのカップを持って。


文:遠藤敦子(川西町立図書館館長・遅筆堂文庫副館長・学芸員)



4月7日の段階でプラザ周辺の桜は開花していました。


4月12日は、ふるさと山形県川西町で第12回 吉里吉里忌が開催されます。桜の下で井上ひさしを偲びましょう。

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