つながる喜び

4月からすっかり静かになったプラザ。こんな時だからこそ「本当に必要なものは何か」を考える。

当館では先日から臨時休館中の本の貸し出しサービスを開始した。新型コロナウイルスの感染拡大防止を最優先に考えながら、どのくらいなら可能か、どういうやり方ができるのか、館長をはじめ司書たちは知恵を出し合った。徐々にサービスは知られてきているようで、今日も1組の姉妹が本を借りにきていた。返却の本にはメッセージが添えられており、職員一同ほっこりとうれしい気持ちになった。対面はできなくても気持ちを伝えることはできるんだなと、あらためてその姉妹に教えられたように思う。

去年のホームページリニューアルからSNSでの発信に力を入れてきたプラザ。最初は慣れない作業でおっくうになっていた時期もあったが、今そのSNSに助けられている。Twitterの「#桜リレー」をはじめ、様々な施設との情報交換など、直接会えなくとも外の世界とつながることができるSNSは、この状況において職員たちの大切なモチベーションになっているように思う。(仁科)


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