感覚と考察

先日描いた「アマビエ」が好評をいただき、調子に乗って2作目3作目とたてつづけに描いては披露させてもらっている。

きっかけは、イベントがことごとく中止となった4月にSNSで見た「アマビエ」を職員同士で落書きし合ったのが始まりだった。
最初は付箋に描いて自分のパソコンに貼り「コロナ退散」と念じるだけだったが、4/14からの本の貸出サービスを始めるにあたって、せっかく借りにきてくれる方々になにかメッセージ的なものをつけたいね〜などと職員の間で話になった。そんなとき落書きしていた「アマビエ」に目が止まり、キャラクター化するという結果につながったのだ。
キャラクターにするには遅筆堂文庫っぽいものや図書館ならではのアイテムをもたせたいと考え、フレンドリープラザオリジナルの「アマビエ」が完成した。

普段、感覚だけで描きはじめる私。しかし、はじまりは感覚的だとしても周りの人たちとの会話やその後の反応によって考えが生まれて、また深まり、それが新しい形になるように思う。これからも感覚を大切にしながら様々なことを考えていきたいと思う。(仁科)