きょうはどんよりとした曇り空。
プラザ玄関前の野外劇場を突き抜け、こんもりと小さな丘の「天神森古墳」に登ってみました。
ここは山形県指定史跡、全長75メートルの前方後方墳。
築造された年代は古墳時代前期の4世紀前半といわれています。

古墳といっても、昔からこの地域の子どもたちの遊び場だったとか。
いまは子どもたちが遊びにくることはあまりありませんが、樹木が生い茂り、てっぺんには広場があり、
鬼ごっこ、かくれんぼ、チャンバラにはかっこうの場所だったにちがいありません。
井上ひさし少年も、よくここで遊んだといいます。

広場の奥には鎮守様が祀られており、ひっそりと桜が満開。
桜を愛でたあと、疫病退散を願い手を合わせてきました。
(栗田政弘)