全席指定
現代の戯作者井上ひさし×演劇界屈指の名優橋爪 功橋爪 功 朗読
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- 開催日
- 2025年9月15日(月・祝)
- 時間
- 開演15:00(開場14:30)
- 場所
- 川西町フレンドリープラザ ホール(全席指定)
- 料金
- 一般 4,000円、会員 3,500円、U24(24歳以下)2,500円
※当日各500円増
プラス会員先行発売:2025年6月28日(土)
一般発売:2025年7月5日(土)
現代の戯作者井上ひさし×演劇界屈指の名優橋爪 功
朗読・演出:橋爪功 / 作:井上ひさし
照明プランナー:木下尚己(ファクター)/ 音響プランナー:穴沢淳 / 舞台監督:田中伸幸 / 制作:演劇集団円/協力:橋爪弥宵(ハーシーズ)
演目
唐来参和(とうらいさんな)
『戯作者銘々伝』より
ひとつ目。大学入学を機に上京した井上ひさしは劣等感ゆえの吃音に苦しみ、母親の住む釜石に戻る。かの地の図書館で江戸時代の黄表紙・洒落本をくまなく読み込み、ゆっくりと恢復していったその精華。
吉原の婆のもとへ同心が訪ねてくる。
こうして唐来参和のかつての女房による、この戯作者の謎の生涯が語られる。なかには「蔦重」との出会いもあった、と。
世界をさかだちして眺める、へそは曲がりに曲がって大勢に順じない。そんな戯作者としての生き方が井上と二重写しになる。主人公へのまなざしはとてもいとおしい。
嘘とまことの魔術的たねあかしを堪能すべし。
あくる朝の蝉
『四十一番の少年』より
ふたつ目。井上一家は中学三年の春、ふるさとをはなれることになる。それを踏まえた。
夏休み。孤児院にいる高校一年の少年が六歳違いの幼い弟を連れて、大好きだった「ばっちゃ」のいるふるさとを訪れる。この土地をはなれて三年になる。
獅子舞の太鼓の稽古がきこえてくる。「ぼく」はこの土地で暮していくことをばっちゃに願い出る。
「でも高校はどうするの」「この町の農業高校でいいんだ。店の手伝いでもなんでもするから」。
「故郷」は「虚構」のアナグラム。その双方に生涯にわたって熱く思いをつのらせながら、事実と空想をこきまぜて、短さとは裏腹の、井上ひさし最大の問題作。
解説文:井上恒(井上ひさし研究家)
プロフィール
橋爪 功(はしづめ・いさお)
文学座、現代演劇協会劇団雲を経て、1975年に演劇集団 円の設立に参加。代表をつとめる円を中心に、野田秀樹作品など外部出演も多い。日本アカデミー賞優秀助演男優賞と同優秀主演男優賞を各々2度、2002年読売演劇大賞優秀男優賞、2008年同選考委員特別賞、2009年放送文化基金賞演技賞、2011年紀伊國屋演劇賞個人賞、2017年芸術選奨文部科学大臣賞、2018年読売演劇大賞最優秀男優賞、2019年菊田一夫演劇賞、2020年読売演劇大賞の大賞と最優秀男優賞、橋田賞を受賞。2021年には旭日小綬章を受章。日本藝術院会員。
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