久しぶりのトークイベント、地図研究家の今尾恵介さんにお越しいただき「地図を歩く」と題してさまざまな地図の魅力をお話いただきました。
地図記号の成り立ちから歴史背景や等高線・等圧線の見方、地図だけにはとどまらず現在のコロナ禍のデータなどを地図研究家ならではの視点で語られ、ご参加いただいた皆さまも大変満足な様子でした。

地図というと、旅行の時や観光MAPくらいの知識しかなかった地図苦手女子の私でしたが、お話を聞くうちに地図に対しての面白がりかたに面白さを感じ、あっという間の90分でした。地図の他にも鉄道や音楽にも詳しい今尾さん。ぜひまたお会いできるのを楽しみにしています。(仁科)



遅筆堂文庫を見学する今尾さん



今回、今尾さんとのご縁をつないでいただいたのは、装丁家の桂川潤さんです。
BookBookOkitamaの第一回目のトークゲストとして置賜に来て以来、毎年川西町に足を運んでくださっています。

そして、日本国際地図学会の会員でもあった井上ひさしさん。
かなりの地図収集家で遅筆堂文庫にも貴重な資料がたくさんあります。
そういった縁がピピピッと結びつき、今回、遅筆堂文庫内でこういうイベントができたことをとても嬉しく思います。

世の中コロナ禍という異常事態ですが、これからもフレンドリープラザはたくさんの人にとって出会いと学びの場になっていくことを願っています。